ご挨拶

1976年に設立された当社(化研興業)は、1990年に旭化成工業(株)とともに、国内初となるガスインジェクション装置を開発しました。これは、プラスチック製品を射出成形する際のヒケ・反り・バリなどの不良率軽減や、成形機のダウンサイジング、サイクルタイム短縮、樹脂量低減、等を図る事が出来、コストダウンと環境負荷を大幅に改善、且つ、SDGsへの取組をご支援できる画期的な技術です。

現在も国内No1のガスインジェクション装置メーカーとして、国内では圧倒的な導入実績があります。 また、海外への導入実績も多々あり、海外拠点や現地企業からのダイレクトの引合いも増えつつあります。世界で認められるメーカーをめざして、より一層努力していきたいと考えております。

1990年代後半にFA開発業務の派生として、大学や産業機関と共同しバイオ関連事業を開始し、社名を「カケンジェネックス」に変更しました。そこには、長年培ってきた技術を通じて、より幅広い分野の発展に貢献したいという想いがあります。

どんなに技術が進歩しても、何より大切なものはやはり信頼です。機械の導入、そこからお客様とのおつきあいが始まります。製品はもちろん、アフターサービスの品質にもご満足いただけるよう努めてまいります。

取締役社長 原 英輔

会社概要

社名株式会社カケンジェネックス
設立1976年(昭和51年)7月14日
資本金1億円
役員代表取締役 野見山 勇大
取締役社長 原 英輔
所在地【本社】
〒270-2214
千葉県松戸市松飛台439-1(地図はこちら
TEL 047-383-8300(代) FAX 047-383-8301
事業内容ガスインジェクション(ガスアシスト成形)装置・窒素発生装置等の装置やバイオ関連機器の開発・製造

グループ会社(事業内容)

会社沿革

1976年7月茨城県取手市に資本金300万円で株式会社化研興業を設立
1989年4月旭化成工業株式会社とガスインジェクション(ガスアシスト成形)装置開発、第1号機を納入
10月資本金600万円に増資
1993年4月資本金1,000万円に増資
1995年7月川崎重工業株式会社ロボット事業部の代理店として、ロボット応用オートメーション設備の販売
1998年6月本社を千葉県松戸市松飛台439-1へ移転
10月保有技術の応用と新規事業への展開を企図して、DNA関連装置の研究に着手し、東大医学部松島教授の指導下、DNAマイクロアレイヤーを開発
1999年12月資本金3,000万円に増資
2000年2月液の転写部材及び液の転写装置(マイクロアレイヤー関連)の特許取得
3月バイオ研究(DNAアレイによる遺伝子解析技術装置の研究開発)に関し、関東通産局より、創造技術研究開発計画の補助金交付を受け開発
5月商号を株式会社カケンジェネックスに変更
6月LC/MS向け(分析機器)の窒素発生装置の開発、販売開始
10月資本金8,000万円に増資
11月三菱化学株式会社、栄研化学株式会社、富士レビオ株式会社、株式会社エスアールエルと遺伝子診断・解析の共同出資会社「株式会社ジェージーエス」を設立
2001年9月資本金1億2,050万円に増資
10月資本金1億3,550万円に増資
「ゲノム情報を基本とした次世代先端技術開発」(千葉県地域結集型共同研究事業)に参画、DNA/抗体/蛋白質アレイヤー開発
2002年1月資本金1億5,050万円に増資
4月「液の転写部材及び転写装置(マイクロアレイヤー関連)の特許取得
2004年12月タンパク質マイクロアレイヤー開発、1号機を納入
2005年8月「内閣総理大臣表彰 第1回ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞(DNA/抗体/蛋白質マイクロアレイチップとその製造装置アレイヤー)
2006年3月「元気なもの作り中小企業300社」(経済産業省/中小企業庁刊)に選定
4月「第18回中小企業優秀新技術・新製品賞」優秀賞を受賞。(財団法人りそな中小企業振興財団/日刊工業新聞社共催)(DNA/抗体/蛋白質マイクロアレイヤー「Genex2005Arrayer)
2007年8月ガスブースターNEO-200の単独販売開始
2008年2月「第4回千葉県ものづくり認定製品」に「DNA/抗体/蛋白質マイクロアレイヤー」が認定
5月「品質管理及び品質保証に関する国際規格」ISO9001:2000の認証を取得
11月ガスアシスト成形機能とヒートアンドクール成形機能を一体化したヒート&クール/ガスアシスト併用システム「i2 Mold」開発
2010年7月環境マネジメントシステム「エコステージ」認証を取得
12月発泡成形をアシストするための「カウンタープレッシャー装置」開発
2011年10月組織薄切片パラフィンマスキング方法、及び装置(Para-Mate関連)の特許取得
2013年3月「第38回発明大賞」発明功労賞を受賞(ガラス標本コーティング装置 パラメイト)
2014年
8月コンプレッサー一体型のLC/MS向け窒素発生装置の開発、販売開始
2015年8月有機分子と作用物質との反応方法に関する特許取得
2019年9月新型パラメイト(NEO Para-Mate)販売開始
2022年2月株式会社セイワホールディングスと資本業務提携